Volvo V40T3 試乗レポート [3/5]
試乗して感じたこと
V40T4には発売開始直後に試乗しましたが,エンジンが1.5Lに変わったV40T3が出たので試乗しました.V40T4がデュアルクラッチトランスミッションだったので,V40T3もそうだと思っていたのですが,6速のトルコンオートマチックトランスミッションでした.そのためパドルでシフトの指示をしてから実際にシフトされるまでのタイムラグがV40T4より長くなっていました.
V40T4の180psから152psにパワーは減っていますが,普通に走る分には十分だと思います.
また,V40T4より乗り心地がかなりよくなっていました.下記の記事によると「ダイナミックシャシー」から「ツーリングシャシー」に変更されたようです.
印象に残ったディーラーの方との会話
XC90の発表会ですべての車種にプラグインハイブリッドを搭載していくことも発表された
V40は既に何回かマイナーチェンジを行っているので,プラグインハイブリッドが搭載されるのはフルモデルチェンジのタイミングになるのではないか(対応していただいたセールスの方の個人的見解)
写真
写真を撮るのを忘れたので Volvo Car Group Global Media Newsroom で2016 V40T3の写真を探したのですが,V40 R-Designの写真しかありませんでしたので,それを載せます.
メーカーサイト
主なスペック
項目 | T3 | T4 |
---|---|---|
価格(円) | 3,240,000 | 2,690,000 |
全長(mm) | 4,370 | 4,370 |
全幅(mm) | 1,800 | 1,785 |
全高(mm) | 1,440 | 1,440 |
ホイールベース(mm) | 2,645 | 2,645 |
トレッド前/後(mm) | 1,550/1,540 | 1,550/1,540 |
最低地上高空車時 | 135 | - |
車両重量(kg) | 1,480 | 1,430 |
最小回転半径(m) | 5.2 | 5.2 |
燃料消費率 JC08モード (km/L) | 16.5 | 16.2 |
主要燃費向上対策 | 筒内直接噴射/可変バルブタイミング機構/電動パワーステアリング/ブレーキエネルギー回生システム/エンジン・Start-Stop機能 | - |
エンジン型式 | B4154T | B4164T |
エンジン種類 | インタークーラー付ターボチャージャー DOHC水冷直列4気筒横置き・16バルブ | インタークーラー付ターボチャージャー 直列4気筒 DOHC 16V 直噴ガソリンエンジン |
内径×行程(mm) | 82.0×70.9 | - |
総排気量(cc) | 1,497 | 1,595 |
圧縮比 | 10.5 | - |
最高出力[ネット値] kW(PS)/rpm | 112(152)/5,00 | 132(180)/5,700 |
最大トルク[ネット値] Nm (kgm)/rpm | 250(25.5)/1,700-4,000 | 240(24.5)/1,600-5,000 |
トランスミッション | 電子制御前進6速A/T(ロックアップ機構付)ギアトロニック | ギアトロニック 6速 デュアルクラッチトランスミッション(湿式) |
燃料タンク容量(L) | 62 | 62 |
使用燃料 | 無鉛プレミアム | 無鉛プレミアム |
他試乗レポート
Audi RS 3試乗 [2/5]
試乗して感じたこと
ゴルフRの次に試乗したのは更にパワーのあるAudi RS 3です.試乗を予約された別の方の到着遅れにより急遽試乗できることになったため,5分程度しか試乗できませんでしたが,短い試乗でもゴルフRよりパワフルで洗練されていることは分かりました.しかし,高性能すぎてサーキット以外に気持ち良く走らせる場所がないので購入候補にはならないと思います(それ以前に価格が高すぎますが)。
第二東名の制限速度が設計速度の140km/hになれば,アクセルを踏めないストレスを多少解消できると思いますが,制限速度を120km/hにするという話も進んでいないので、140km/hになるのは相当先になると思います.
「第二東海自動車道及び近畿自動車道名古屋神戸線に係る構造基準等について」(文書番号:建設省道企発第五〇号,建設省都計発第九九号)から抜粋
二 第二東名・名神高速道路に係る環境影響評価の実施について 第二東名・名神高速道路に係る環境影響評価の実施に当たっては、 1)第二東名・名神高速道路はより高次の規格の構造を備える道路であり、今後さらに走行性、安 全性等に関する調査研究の集積等の条件が整えば、大都市圏間に存する道路の区間については、 時速一四〇キロメートルの走行の実現も可能となること、 2)大型車(「建設省所管道路事業環境影響評価技術指針」(昭和六〇年九月二六日建設省技調発第 五一六号、以下「技術指針」という。)第五—五—(二)にいう大型車と同じ。以下同じ。)について は、車両性能の向上により時速一〇〇キロメートルの走行は可能であることを考慮して、大都市 圏間に存する道路の区間の小型車(技術指針第五—五—(二)にいう小型車と同じ。以下同じ。)の走 行速度については時速一四〇キロメートル、大都市圏内周辺部に存する道路の区間の小型車の走 行速度については時速一二〇キロメートル、大都市圏間及び大都市圏内周辺部に存する道路の区 間の大型車の走行速度については時速一〇〇キロメートルとするものとし、以上の場合以外の走 行速度については、特に変更すべき状況になく従前のとおりとする。 環境影響評価に当たっては技術指針に基づいて実施することとし、騒音の予測方法については別 添二によることとする。なお、予測方法については環境庁との調整を了したことであることを申 し添える。
ゴルフRとの比較
Cセグメントの最上級車という位置付けは共通していますが,価格が200万円以上違うので単純に比較することは難しいと思います.例えば,1kW当たりの価格を比較してみると
RS3 | ゴルフR |
---|---|
2.8(万円) | 2.66(万円) |
となり,ゴルフRの方がコストパフォーマンスが良いことが分かります.
また,内径×行程(mm)は82.5×92.8と共通していて,圧縮比が10.0と9.6で異なっています.排気量当たりの出力は
RS3 | ゴルフR |
---|---|
108.9(kW/L) | 103.8(kW/L) |
148.0(ps/cc) | 141.1(ps/cc) |
となっていますので,RS3のエンジンはゴルフRの4気筒と同じシリンダーを1気筒追加し,ヘッドを高性能化したものだと考えられます.
印象に残ったディーラーの方との会話
A1には,アクティブクルーズコントロール等のアシスタンスシステムは導入されないらしい
A1には1.2Lのラインアップがないので,ポロと違い3気筒の1Lが一番売れている
写真
メーカーサイト
主なスペック
項目 | RS3 | ゴルフR |
---|---|---|
価格(円) | 7,560,000 | 5,490,000 |
全長(mm) | 4,345 | 4,275 |
全幅(mm) | 1,800 | 1,800 |
全高(mm) | 1,440 | 1,465 |
ホイールベース(mm) | 2,630 | 2,635 |
トレッド前/後(mm) | 1,560/1,515 | 1,535/1,510 |
最低地上高空車時 | 120 | 130 |
車両重量(kg) | 1,560 | 1,500 |
最小回転半径(m) | 5.1 | 5.2 |
燃料消費率 JC08モード (km/L) | 13.1 | 14.4 |
主要燃費向上対策 | 筒内直接噴射/電子スロットル可変バルブタイミング/電動パワーステアリング/7速Sトロニックトランスミッション/アイドリングストップ装置 | DSG/筒内直接噴射/電動パワーステアリング/アイドリングストップ装置 |
エンジン型式 | CZG | CJX |
エンジン種類 | 直列5気筒DOHCインタークーラー付ターボ | 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ(4バルブ) |
内径×行程(mm) | 82.5×92.8 | 82.5×92.8 |
総排気量(cc) | 2,480 | 1,984 |
圧縮比 | 10.0 | 9.6 |
最高出力[ネット値] kW (PS)/rpm | 270(367)/5,500‐6,800 | 206(280)/5,100‐6,500 |
最大トルク[ネット値] Nm (kgm)/rpm | 465(47.4)/1,625‐5,550 | 380(38.7)/1,800‐5,100 |
燃料タンク容量(L) | 55 | 55 |
使用燃料 | 無鉛プレミアム | 無鉛プレミアム |